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思い描く未来を作りあげるには集中力と思考力を鍛える

集中力も思考力も、何もせずに鍛えることはできません。生活習慣を見直し、思考回路を変えることでどちらも鍛えることができるのです。
これまでと違った力を発揮することができるようになれば、無理だと思っていた理想の未来を実現することも夢ではなくなります。

集中力と思考力は鍛えることができるのか

大舞台で力を発揮する人に共通しているのが、人並み外れた集中力を持っていることです。たとえばオリンピックなどに出場しているスポーツ選手が、この一回きりでこれまでの努力が実るか実らないかがかかっているというような場面をよく見かけます。失敗すればこれまでの努力は水泡に帰し、成功すれば一躍人々の脚光を浴びるという瞬間です。

選手は皆同じぐらい努力をしてきたにもかかわらず、その明暗を分けるのは一体何なのでしょう。その正体はずばり集中力です。その一瞬にどれだけ集中力を発揮できるかによって、手にする結果が天と地ほどにも違ってきます。言い換えれば集中力を自在にコントロールできれば、思い描く未来を手に入れることができるのです。

集中力のある人を見て、うらやましいと思う人は少なくありません。そして集中力と同様のものに、自分にも備わっていればとつい考えてしまうのが思考力という存在です。理路整然とした考えを持ち、それを言葉にし、なおかつ行動に移すことができる人は、周囲の人から羨望の眼差しで見られるものです。しかしこの思考力は限られた人だけに備わった天性のものではなく、鍛えることによっても手に入れることができます。

睡眠習慣が集中力のカギを握る

自分には集中力がないと思っている人でも、好きなことに没頭しているときは時間を忘れて集中しているはずです。どんな人にも集中力は備わっており、外的要因によって妨げられていることが少なくありません。その要因として挙げられるのが集中力を鍛えるのに欠かせないのが睡眠で、それも質のよい睡眠を取ることが重要になってきます。

睡眠不足のままではどれだけ頑張っても集中力を維持することはできません。人間の体は太陽の光を浴びることで脳が目を覚まし、活動を開始します。日中ほとんど日差しを浴びることなく、日が暮れてから活動するといった生活を送っていては集中力を鍛えることは不可能です。

そのためエネルギーが満たされる目安となる6時間以上の睡眠を取り、朝は太陽が昇る頃に起床しましょう。もしも睡眠不足だと感じることがあれば、日中に30分から1時間ほどの仮眠を取ることで集中力を回復させることができます。
これを毎日の習慣にして集中力を鍛えていきましょう。

疲労を取ってリラックスする集中力の鍛え方

心が疲れていると集中力は鈍くなり、ここ一番というときに力を発揮することができません。そこで集中力を鍛える手段として、適度な運動で心身のバランスを整え、瞑想や座禅などでリラックスするのがよいでしょう。両方行う時間がないという人におすすめはヨガで、深い呼吸で心をリラックスさせ、適度な運動で緊張をほぐしながら体を鍛えることができます。

一つひとつの動作や呼吸に集中することで神経が安らぎ、同時に集中力が研ぎ澄まされていきます。集中力が続かない人は呼吸が浅いケースが多く、意識して深く呼吸する呼吸法を身に付けることによって集中力を鍛えることができます。体の緊張がほぐれればそれだけ問題に意識を向けることが可能となり、習慣化すれば脳が当然のことと認識してさらに集中力を鍛えることにつながります。呼吸は時間をかけてゆっくりと吐き、同じく時間をかけてゆっくりと息を吸う腹式呼吸を行います。

雑念を取り除く習慣を身に付ける

集中力が散漫になっているときは、必ずといってよいほど頭の中に集中を妨げる雑念が存在します。これがある限り意識は雑念へと向かい続けますので、すぐさま消し去ることが大切です。頭の中に余計な考えや不安などで占領されているなと感じたときは、すぐに雑念をクリーンにしましょう。

たとえばモップかけをして消していく、紙を丸めてゴミ箱に捨てるといったイメージを思い浮かべます。雑念はそのままにしておくとどんどん増えていき、頭の中を支配するという性質を持っています。そうなる前に気付いたらすぐにクリーンにする習慣を付けることで、集中力も同時に鍛えていくことができます。

思考力も天性のものではない

人間は日々思考を繰り返しながら過ごしています。あらゆる事柄を考えながら生きているのですが、車窓の風景を見るが如しの流れていく思考がほとんどです。すなわち無意識の思考といっていい状態で、それを言葉や疑問に置き換えて考えるようにすれば思考力を鍛えることができます。

好奇心の強い子どもは「どうして」や「なぜ」といった言葉をよくぶつけてきますが、思考力を鍛えるのはまさにこの「なぜ」や「どうして」という疑問を持つことです。疑問は難しいものでなくてかまいません。自分はなぜ犬が好きなんだろうといったことや、どうしていつもこの店を選ぶのかといった、何気ないことを深く掘り下げて考えていきます。

そうすることでこれまで考え付かなかったことが言葉としてまとまり、好きな理由や選ぶ基準がビジョンとして完成します。
これを毎日繰り返し行うことで思考力を鍛えることができ、あらゆることを容易に思考できるようになります。

自分と相手を比較・対照してみる

人間は自分と異なる意見を持つ人に対して反発心を抱くことが多いものですが、ではなぜ相手が自分と違う意見を述べるのかを思考してみましょう。相手の立場に立つということは、かなりの思考力が求められます。特に意見の相違がある場合、よほどの思考力を働かせる必要があるでしょう。

しかしこの訓練は、これまで自分が持っていた限度を超える思考力を与えてくれる有効なトレーニングになります。もしも自分が相手側の立場に立っていたら、と考えるだけでも思考力は鍛えられます。そうすれば自ずと世界観は広がり、思考する力が備わっていくことは間違いありません。

トレーナー紹介
1992年3月30日 大阪府高槻市生まれ(27歳)7歳の頃から野球を始め、野球競技歴20年。プロ野球ドラフト会議で、育成ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。2015年にはユニバーシアード壮行試合NPB選抜に選出された。同年中日ドラゴンズを引退。引退後は野球スクール・学生野球指導者などの活動を通じてジュニアアスリートのスポーツ支援などを行う。

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