つらい眼精疲労にはストレッチ!

疲れ目を和らげるストレス方法とその効果とは

目の疲れを和らげるストレッチにもいろいろな方法がありますので、できることをできる場所やタイミングで行うことで、かなり疲れ目を緩和できるでしょう。眼精疲労によるつらい肩こりや首こりも和らぐ効果が期待できるとあって、毎日こまめに続けて目を守りたいものです。

現代人の生活がかける目への大きな負担

現代社会をより便利なものにしたのが、ITの進化です。パソコンやスマートフォンによって瞬時に世界とつながることができるインターネットのおかげで、家に居ながらにして買い物に行け、銀行や役所などに行かなくても手続きができるようになりました。スマートフォンの普及も進み、新たな娯楽が増えるのに正比例するかのように増えているのが、目の疲れという悩みです。

単なる疲れ目と称されていたのが、今では眼精疲労という名の立派な病気となり、目を酷使することによって新たな眼病を引き起こすことも珍しくありません。情報の8割以上を目から取得するだけに、毎日の目に対するケアは不可欠となりました。そこで、体をストレッチして労るように、目にもストレッチが効果的です。

目のストレッチがもたらす効果とは

目をストレッチすることで得られる効果には、眼精疲労を和らげるのはもちろんですが、目を酷使することによって固まってしまう首や肩のこりを和らげるという効果もあります。
そのため、首や肩のこりがどうやってもほぐれないという人は、元々の原因は眼精疲労にあると考え、毎日こまめに目のストレッチを行うのがよいでしょう。場所やシチュエーションによってできるストレッチ方法をいくつか知っておくと、隙間時間にできて目を労ることにつながります。

疲れ目を和らげるストレッチ

このストレッチでは目の周りの筋肉をほぐすことで疲れ目を和らげるため、目を動かします。そのため、誰かに見られたくないときは一人でできる場所を選ぶのがよいでしょう。まず左右交互にリズミカルにウインクを10~20回程度繰り返します。さらにスピードを速め、次はふわっと柔らかく、次いでぎゅっと強めにし、10~20回行ったら、最後に両目をぎゅっと閉じてパッと開くを3回繰り返して終了です。

人がいるところでもできるストレッチ

ウインクによるストレッチはかなり顔が動きますので、周りに人がいるとやりにくいですが、眼球を動かすストレッチなら、人がいるところでもできます。眼球を動かしてさまざまな方向を見つめるストレッチで、見つめる時間はいずれも3秒です。まずは右眉を見つめ、視線を戻してから左眉を見ます。

常に動かす前には眼球をいったん正面に戻すのがコツです。斜め下にあたる右のほほ、そして左のほほ、真横にあたる右耳に左耳、そして真上にあたる髪の生え際と、真下にあたる顎、最後は鼻を見つめます。鼻を見つめるときは寄り目になるのがコツです。

眼球を動かすときは表情筋が動かないためにウインクストレッチよりも気軽にできます。目を動かす筋肉を大きく動かせるストレッチですので、眼精疲労がひどい人や疲れ目の人は眼球を動かすことによって筋肉が凝っているのがわかるでしょう。慣れてきたら時間を5秒に延ばすと、よりしっかりとストレッチができます。

目玉をぐるぐる回すストレッチ

欧米の人たちはあきれたときに目玉をくるっと回す仕草をしますが、日本人にはこうした表現は馴染みがないため、目玉を回すという動作そのものがあまり得意ではありません。しかしながら、目玉を回すストレッチは目玉を滑らかに動かせるようになりますので、目玉を動かす筋肉がよりスムーズに動くようになり、疲れ目を和らげるとともに、疲れにくい目にする効果もあります。

目玉を回すストレッチはゆっくりと行うのが大事で、まずは右回りに2~3週回します。次は反対の左回りで同じく2~3周させ、最後は鼻を見る感じで寄り目にしたら5秒間そのまま保ちます。その後、普通に戻り目をリラックスさせて目玉を回すストレッチは終了です。

上手に行うコツは、目のふちを見つめるような感じで少し集中力を伴いながら動かすことです。早く動かすのは厳禁ですので、そのためにもゆっくりと行うことに集中しながら、目玉を動かします。目玉を動かすといろいろなものが当然のことながら視界に入ってきますので、それらをゆっくり見ていく感じで見るとよいでしょう。目が回りそうなときや体調が悪いときはふらつく可能性がありますので、体調を見ながら採り入れるのがベストです。

ぼんやり時間を活用できるストレッチ

目の疲れは毛様体筋による緊張からきているので、これをほぐすには遠くと近くを交互に見るのが効果的です。テレビやスマートフォン以外のものを使い、1m以上の景色を眺めたら手元のほうを見てピントを合わせます。
どちらを見るときもしっかりとピントを合わせるのではなく、ぼーっと見るのがコツです。これを1セットにして1日10回程度行うだけでよいので、通勤時間などを利用して行うことができます。

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